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名探偵コナン劇場版の一覧|全29作の公開順・上映時間・興行収入【2026年11月時点】

劇場版名探偵コナンは2026年11月時点で全29作。1997年の『時計じかけの摩天楼』から最新作『ハイウェイの堕天使』までの公開日・上映時間・興行収入を制作会社と映連の資料で一覧にし、キッド・平次・安室など人物別にも整理しました。

内容の確認日:2026-11-01

画像はイメージです

結論:劇場版は全29作。迷ったら公開順か、好きな人物の作品から

劇場版『名探偵コナン』は、2026年11月1日時点で29作が公開されています。第1作は1997年4月19日公開の『時計じかけの摩天楼』、最新作は2026年4月10日公開の第29作『ハイウェイの堕天使』です。1997年から毎年4月に1作ずつ公開されてきましたが、2020年だけは新作がありません。第24作『緋色の弾丸』が1年延期され、2021年4月に公開されたためです。

制作会社トムス・エンタテインメント(TMS)の作品紹介を読むと、各作はその作品の中で起きる事件を軸に紹介されていて、前の作品の続きとして案内されているものはありません。そのため、どの作品から観ても事件の筋は追えます。ただし近年の作品には、原作やテレビシリーズで描かれてきた人物の関係を前提にしたものが増えています。順番に迷ったら公開順に観るか、怪盗キッドや安室透など好きな人物が中心になる作品から選ぶのがわかりやすい方法です。

全29作の上映時間を合計すると約3118分、およそ52時間です。1日2本ずつ観ても15日かかります。以下、公開順の一覧表、興行収入の推移、人物別の整理、最新作と次回作の情報の順にまとめます。

全29作の一覧:公開日・上映時間・興行収入

公開日と上映時間は、TMSの作品ページの記載です。第29作はTMSに作品ページがないため、日本映画製作者連盟(映連)の映連データベースの記載を使いました。興行収入は、映連が毎年発表している「興行収入10億円以上番組」の数値で、単位は億円です。タイトルは「名探偵コナン」を省いています。

劇場版『名探偵コナン』全29作(公開順)
作公開日タイトル上映時間興行収入(億円)
11997年4月19日時計じかけの摩天楼95分—(配給収入の上位作品に掲載なし)
21998年4月18日14番目の標的95分配給収入10.5
31999年4月17日世紀末の魔術師100分配給収入14.5
42000年4月22日瞳の中の暗殺者100分25.0
52001年4月21日天国へのカウントダウン100分29.0
62002年4月20日ベイカー街の亡霊107分34.0
72003年4月19日迷宮の十字路107分32.0
82004年4月17日銀翼の奇術師107分28.0
92005年4月9日水平線上の陰謀107分21.5
102006年4月15日探偵たちの鎮魂歌111分30.3
112007年4月21日紺碧の棺107分25.3
122008年4月19日戦慄の楽譜115分24.2
132009年4月18日漆黒の追跡者111分35.0
142010年4月17日天空の難破船102分32.0
152011年4月16日沈黙の15分109分31.5
162012年4月14日11人目のストライカー110分32.9
172013年4月20日絶海の探偵110分36.3
182014年4月19日異次元の狙撃手110分41.1
192015年4月18日業火の向日葵112分44.8
202016年4月16日純黒の悪夢112分63.3
212017年4月15日から紅の恋歌112分68.9
222018年4月13日ゼロの執行人110分91.8
232019年4月12日紺青の拳109分93.7
242021年4月16日緋色の弾丸110分76.5
252022年4月15日ハロウィンの花嫁111分97.8
262023年4月14日黒鉄の魚影109分138.8
272024年4月12日100万ドルの五稜星111分158.0
282025年4月18日隻眼の残像110分147.4
292026年4月10日ハイウェイの堕天使109分(映連)108.8以上(公開27日間の公式発表)

1997〜1999年の3作は、映連が当時「配給収入」で集計していたため、興行収入の数字がありません。配給収入は、映画館の入場料収入(興行収入)のうち配給会社が受け取る分なので、興行収入より小さくなります。2000年以降の数字とそのまま比べることはできません。第1作は、映連の1997年の配給収入上位作品(邦画)に掲載がなく、数字を確認できませんでした。

上映時間が最も長いのは第12作『戦慄の楽譜』の115分、最も短いのは第1作と第2作の95分です。第1〜5作は95〜100分、第6〜13作は107〜115分で、2011年の第15作以降はすべて109〜112分に収まっています。夜に1本観るなら、どの作品もおおむね2時間弱を見込めば足ります。

興行収入はどこまで伸びた? 100億円を超えたのは2023年以降の4作

映連の数値で追うと、2000年の第4作『瞳の中の暗殺者』は25.0億円でした。2000年代は21.5億〜35.0億円の間で推移し、2014年の第18作『異次元の狙撃手』で初めて40億円台(41.1億円)に乗りました。2016年の第20作『純黒の悪夢』が63.3億円、2018年の第22作『ゼロの執行人』が91.8億円と伸び、2023年の第26作『黒鉄の魚影』が138.8億円で初めて100億円を超えました。シリーズ最高は2024年の第27作『100万ドルの五稜星』の158.0億円です。

最新作の第29作『ハイウェイの堕天使』について、公式サイトは2026年5月7日、5月6日までの公開27日間で観客動員数740万人超、興行収入108.8億円突破と発表し、第26作から4作続けての100億円突破としています。最終的な数字は、映連の年間発表を待つ必要があります(2025年分は2026年1月に発表されました)。

興行収入の上位10作(映連の発表値。第28作まで)
順位作タイトル公開年興行収入(億円)
127100万ドルの五稜星2024158.0
228隻眼の残像2025147.4
326黒鉄の魚影2023138.8
425ハロウィンの花嫁202297.8
523紺青の拳201993.7
622ゼロの執行人201891.8
724緋色の弾丸202176.5
821から紅の恋歌201768.9
920純黒の悪夢201663.3
1019業火の向日葵201544.8

人物で選ぶなら:キッド・平次・安室・赤井が中心の作品

TMSの作品紹介(あらすじと主な声の出演)、映倫の審査記録の作品紹介、公式サイトのキーパーソン紹介で、その人物が物語の中心として書かれている作品を整理しました。あらすじの核心には触れず、どの人物が中心かだけを示しています。

人物別の劇場版(数字は第何作か)
人物中心になる作品補足
怪盗キッド3 世紀末の魔術師/8 銀翼の奇術師/14 天空の難破船/19 業火の向日葵/23 紺青の拳/27 100万ドルの五稜星27は服部平次とともに中心
服部平次(遠山和葉)3 世紀末の魔術師/7 迷宮の十字路/21 から紅の恋歌/27 100万ドルの五稜星3は平次のみで、声の出演に和葉の名はない。10 探偵たちの鎮魂歌、17 絶海の探偵も声の出演に平次の名がある
安室透(降谷零)20 純黒の悪夢/22 ゼロの執行人/25 ハロウィンの花嫁26 黒鉄の魚影、28 隻眼の残像も声の出演に名がある
赤井秀一20 純黒の悪夢/24 緋色の弾丸/26 黒鉄の魚影20は安室とともに登場
黒ずくめの組織13 漆黒の追跡者/20 純黒の悪夢/26 黒鉄の魚影20は声の出演にジン・ウォッカ・ベルモットらの名がある。5 天国へのカウントダウンは、コナンが組織の関与を警戒する話として紹介
灰原哀26 黒鉄の魚影映連データベースの紹介文に「灰原を守る」とある
佐藤刑事・高木刑事4 瞳の中の暗殺者/25 ハロウィンの花嫁25は警察学校の同期5人組も中心
毛利小五郎2 14番目の標的/28 隻眼の残像28は長野県警の大和敢助とともにキーパーソン
世良真純18 異次元の狙撃手/29 ハイウェイの堕天使29は神奈川県警の萩原千速が中心
京極真23 紺青の拳鈴木園子も同行する

表は、キャスト表に名前があるかどうかではなく、作品紹介の文章でその人物が事件の軸として書かれているかどうかで分けています。補足欄の「声の出演に名がある」作品は、出演は確認できても、紹介文では中心人物として書かれていないものです。出番の長さまでは公式資料からはわからないため、表では扱っていません。

初めて観るなら、どこから観ればいい?

先に書いたとおり、劇場版は1作ごとに事件が完結する形で紹介されているので、どこから観ても話がわからなくなることはありません。気をつけたいのは、人物の背景です。たとえば映連データベースの第25作『ハロウィンの花嫁』の紹介文は、「降谷以外の警察学校組メンバーは既に殉職している」という状況を前提に書かれています。安室透や警察学校の同期が中心になる作品は、テレビシリーズや原作で描かれた過去を知っていると、人物の関係がつかみやすくなります。

選び方の目安は三つです。一つめは公開順で、古い作品から順に観れば、劇場版の中での人物の登場の順番どおりに追えます。二つめは人物で、上の表から好きな人物の作品を選ぶ方法です。三つめは長さで、第1〜5作は95〜100分と比較的短く、平日の夜にも収まりやすい長さです。

なお、番号のついた劇場版のほかに、2013年12月7日公開の『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』(108分)があり、映連の2014年の一覧では興行収入42.6億円と記録されています。2021年2月11日公開の『名探偵コナン 緋色の不在証明』(93分)は、TMSの紹介ではテレビシリーズの特別総集編です。どちらも、この記事の29作の番号には含めていません。

最新作『ハイウェイの堕天使』と次回作(2026年11月時点)

第29作『ハイウェイの堕天使』は2026年4月10日公開です。映連データベースによると監督は蓮井隆弘、上映時間は109分(映倫の審査記録では1時間48分)です。公式サイトの紹介では、横浜・みなとみらいで開かれるバイクの祭典を舞台に、神奈川県警交通機動隊の萩原千速が謎の黒いバイクを追う物語で、世良真純や萩原研二、松田陣平らがキーパーソンとして挙げられています。主題歌はMISIAと発表されました。

次回作については、2026年11月1日時点で、劇場版の公式サイト(conan-movie.jp)のトップページは第29作のページへの転送のままで、第30作の題名や公開日は公式サイトでは確認できませんでした。発表があれば公式サイトで確かめてください。また、読売テレビのアニメ30周年企画のページで告知されている『名探偵コナン 30号殺人事件』は、2026年9月25日に金曜ロードショーで放送されたテレビアニメの作品で、劇場版には含まれません。

よくある疑問

2020年に劇場版がないのはなぜか。第24作『緋色の弾丸』が1年延期されたためで、映連データベースの第25作の紹介文にも「1年の公開延期を経て」公開されたと書かれています。そのため2019年の第23作の次は、2021年の第24作になります。

いちばん興行収入が高いのはどの作品か。映連の発表値では、第27作『100万ドルの五稜星』の158.0億円です。第29作は公開27日間で108.8億円を突破したと公式に発表されていますが、最終的な数字はまだ映連から発表されていません。

全部観ると何時間かかるか。TMSと映連の記載で合計すると約3118分、およそ52時間です。最も長い第12作(115分)と最も短い第1・2作(95分)の差は20分なので、1本あたり2時間弱で計画を立てれば大きく外れません。

参考資料

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